こんにちは!暁の鐘学園です🎵
更新がお久しぶりになってしまいました。。。世の中オミクロン株に翻弄されておりますが、当学園のある北九州市も例外でなく、小中学校も学級閉鎖などになり、職員も児童も厳戒態勢で日々過ごしています。
子ども達も厳戒態勢で過ごすのは辛いところではありますが、いつも皆さんに支援していただいているおかげさまで、たくさんの寄贈のおもちゃなどで元気いっぱいに遊んでいますのでご心配なく☆彡
本当にありがたい💖・・・と職員も実感しているところです(*^▽^*)
コロナ禍ではありますが、日々の業務も怠ることはできませんので、本日は職員研修の様子をお伝えしたいと思います!!
様々な状況下で施設入所になる児童を支えていくためには、たくさんの専門知識も必要となります。そのため、暁の鐘学園では、各専門部門を立ち上げており、所属する職員が専門分野についての知見を深め、知識向上に努めているところです。そして、毎月各専門分野の職員が持ち回りで研修会を開き、全職員で専門知識を深めるための勉強をしています。
今月はいつもと違い、園内での支援を改めて振り返ることで、今後、子どもたちへ質の高い支援に繋げることを目的に、特別講師をお招きすることにしました!!
今回の特別講師は、福岡女学院大学の稲富先生をお招きして、
『保育士養成活用研修会~自己理解を深めるために』
について講義をしていただきました!!
保育士としてのチームケアやサポート体制について、DVDを見せていただき、事例なども含めての解説をしていただきました。また、『「自己理解」と「他者理解」と「状況理解」についての対応』について専門的な講義をしていただけました。
稲富先生の講義、全職員にとって大変学びになったと思います!!
事例検討も他所のことではなく、自分たちが日々行っていることの振り返りとも言えます。DVDで見せていただいた事例が全てではなく、それぞれの人生にドラマがあるように、一つ一つの出来事全てが事例であり、それぞれにドラマがあるとも言えます。全職員がそれを本当の意味で理解することが出きれば、意図的な支援(充実)に繋がると感じました。
このような観点から見れば、日々の支援には「学び」が必要であり、「職員の教育体制の充実」もまた必須だと実感いたしました。
先生の特別講演のあと、午後からは園内研修を行いました。
今月の園内研修のテーマは「ライフストーリワーク」についてでした。
研修内容の一部をご紹介します(^_-)-☆
研修資料は職員が自ら作成しています。
職員の手書きの「喜怒哀楽」キャラ(笑)
👇ワークをしてみました!
与えられたテーマについてハートの中を思うままに塗っていき、今の自分の考えがどういう状態なのかを説明するものです。(某職員作)
下のグルグル塗りは、「コロナに対する感情」で、左のスイカみたいな色は「夏の暑さと汗」をイメージして塗ったということを、研修で隣の席の職員を相手に説明していました。こうやって俯瞰してみると、人の心って本当にわからないものですね(笑)
一体、何のキャラなのか??・・・
ものすごく気になりました!(個人的には枝豆か?と思えてしまいまして・・・)
ちなみに、現在の専門部門は「愛着・食」「ライフストーリワーク・自立」「虐待・トラウマ」「生と性」「発達障害・暴力」「通信機器」の6部門です。
施設入所では10人の子どもに10通り以上の接し方が必要です。このように、子ども達の何気ない日々の生活も、職員の知識を最大限に活用したうえで、「どうすれば子どもたちにベストな支援ができるのか?」を模索・研究しています。
日々の生活の一日一日が時代の変化の一部です。その時代の変化に合わせていくことも必要であり、日々の生活の中でいかにソーシャルスキルを磨いていくのか?という視点を持って仕事をできれば、立派なソーシャルワーカーに成長できるのではないでしょうか?
話がだいぶ硬くなってきそうなので・・・(;^ω^)
以上、職員研修のご紹介でした♬
”児童養護施設”といえばネガティブなイメージもたくさんある方も多いのかも知れませんが、実は見えないところでこんなにも頑張っている影の存在があると知っていただければ幸いです♬